あなたは“魂”を信じますか?
お墓を移設する時、建て替える時は“魂抜き(閉眼供養)”、お墓を建てた時には“魂入れ(開眼供養)”を菩提寺、住職様にお願いします。「お墓には“魂”が宿る」という事を前提にした儀式です。
お墓を信仰の対象物として扱っていますので、「魂が宿っているものから魂を抜き取って、新たな対象物に魂を入れる」という儀式があるのです。
10年が過ぎた「東日本大震災」で学んだこと。
中国で作られたお墓は・・・
東日本大震災後、お墓の修理依頼が殺到しました。
倒れたお墓や墓誌を修理して欲しい。
倒れたお墓や墓誌を元の位置に戻すだけであれば、日本で作られたお墓でも中国で作られたお墓でも違いはありません。
ですが「カド欠けやキズ跡を修理して欲しい」というご依頼には難しい問題が発生しました。
なぜなら中国で作られたお墓の多くは「薬品コーティング」されているからです。
キズ跡を修理する場合、石を削り、磨き直ししなければなりません。
磨き直すことで「薬品コーティング」が無くなり、石本来の石目・石の色が表面に現れます。中国で仕上げた部分と修理した部分では、まるで別の石になったように見えます。
そんな問題が出てきてしまいました。
「石工職人のファクトリー」
当社工場では、石を磨く際、目の粗いものから目の細かいものまで8~9種類の砥石を使って研磨作業します。
分かりやすく言えば、粗目の”紙やすり”から、だんだんと目の細かい”紙やすり”に8~9種類変えながら仕上げていくようなものです。
たとえ時間が掛かっても、その手間ひまの数は必ず品質に表れると信じて、ゆっくりと素材の持つ本来の色ツヤ光沢を導き出します。
そうする事で時間がたってもツヤがある「こだわりのお墓」が出来上がります。
中国で作られるお墓は、5種類の砥石の工程で仕上げています。
そうして出来たお墓を薬品コーティングする事で、日本で作られたお墓にも負けないツヤを作り出しているのです。しかし本物の艶ではありません。
私共はいつまでも残る物だから効率を競うより手間ひまの数を誇りたいと願っております。
国内産と中国産の違いは「加工の品質」です。
お骨は日本の石のお墓に納めたい・・・
古来、人は亡くなると「土葬」によって埋葬されて来た時代が長く続きました。一般的には6尺以上(1.8m以上)の深さまで掘り下げ、柩(ひつぎ)を埋葬する。その上に大きな石で柩を押え込むかの様に墓石を建てて来ました。
日本の和型墓石と言われる形のお墓は、全国どの地方も大きな違いはありません。特に下の台が大きいのは、「あの世」と「この世」の境い目の石と称されるためで、大きいほど良いと僧侶から教えられて来ました。あの世(浄土)に行った人が、この世に戻って来ないように・・・。
私共みちのく銘石匠会は、せめて自分の先祖やご両親のお骨は、中国産墓石の下敷きにしないで欲しいと願っております。日本の石のお墓にお骨を納めてください。
お墓参りに出向いた「家族の声」をお伝えします
・孫たちもあなたに会いたくて来てくれました・・・お盆に帰省して
・叱られた恩を忘れず墓参り
お坊さんから教わったこと・・・
仏壇とは、各宗派で最も大切な仏である「本尊」を祀る家(自宅)の中の「お寺」である。だから仏壇の内部は、各宗派の「本山の仏堂」を小さくしたような造りになっています。仏具も同様にします。ただ供え物は各宗派によって異なります。
お問い合わせは・・・
吾妻みかげ、磐梯みかげをはじめ、みちのく銘石のご用命は、最寄りの有名石材店、みちのく銘石取扱い店までお問い合わせください。
また、ご連絡頂ければ、お近くの「安心」できる石材店をご紹介させて頂きます(八巻石材工業㈱ 八巻広史まで)。
電話:024-585-5315 FAX:024-585-5431
私共は、みちのく地方でも数少ない「国産加工」にこだわる仲間達で形成されたメーカーです。