背景画像

加工について

かけた時間が、品質に変わる。


宿
採掘

採掘

この先に岩盤が続いているのか…良質な原石なのか…山の中に眠る石は、見ただけでは確認できません。それを培われた長年の経験を頼りに採石作業を行う男達を「山師(やまし)」と呼びます。 「人は石を作ることはできない。すべて地球からの授かりもの。」そう話す山師たち。キズや石目のムラを考えると、実際に使用できるのは丁場内で見えている原石の僅か10%程度。自然を相手にしているからこそ、貴重さが身に染みてわかります。だから、自然の恵みを大切に、いつも感謝をしながら仕事をしています。

そうして採掘した原石を矢で割るとき、必ず割れる音がします。石に宿る命の音です。その音が山師たちを魅了するのです。



切断

切断

石を切り、石を磨く。原石から加工するには長年の経験と技術が必要となります。その為、自社で採掘した石を加工まで一貫してやることで、高い品質のものを提供できると考えています。国内産の国内加工という純国産品ブランド。それにふさわしい品質を常に追求しています。素材を活かし、手を抜かず、素材にも消費者にも嘘をつかない「本物の石造り」を守り続けています。より丁寧に、より正確に、納得するまで最大限の手間暇をかける、それが品質に表れると確信しています。

切断

採掘

研磨・手加工

品質を維持するため、自分たちが定めた光度(表面の光沢を表わす数値)に満たないものは、出荷しません。通常、磨きの加工は6〜7工程ですが、私たちは9工程を標準として行なっています。ゆっくりと時間をかけて磨きあげた艶は、いつまでも長持ちし時間が経っても続く艶を実現しました。

表面加工

小叩き仕上げ

石工の道具である両刃を使って、約1ミリ程の間隔で細かく叩いて仕上げる工法です。線状の模様が綺麗な影を作り、素朴な雰囲気に仕上がります。経年変化で侘び寂びが出て、とても味わい深くなります。

ビシャン仕上げ

ビシャンというピラミッド型の刃を群状にしたハンマーで石の表面を平らに叩きます。細かい凹凸を作って、自然な風合いを出す粗面仕上げの工法です。目の数が多いほど、緻密な仕上げとなります。

こぶだし仕上げ

割肌(割ったままの仕上げ)に加え、石の周囲のねじれと厚みを割り落として、中央部分に膨らみを持たせた仕上げです。石の持つ天然の美しさ、硬くて重厚な力強い雰囲気を表現できます。

磨き仕上げ

切削した石材の表面を荒磨・水磨・本磨の順に、光沢が出るまで磨き、仕上げる工法です。石本来の色みがはっきりと出て、ピカピカで滑らかな艶が出ます。汚れが付着しにくくなり、耐久性も増す利点もあります。

MOVIE

contact

お問い合わせフォームより
お気軽にご連絡ください。